Leicaが時計を発売するのは初めてではありませんが、2014年にはブランドの100周年を記念してValbrayとのコラボレーションで記念版腕時計を発売しました。しかし、今回は自社名義で、特許登録されたプッシュ式リューズを備えた2つの腕時計、Leica L1とLeica L2を発売しました。
腕時計の外観は、Achim Heine教授によってデザインされました。彼はLeica製品の多くをデザインし、ブランドの美学について深い洞察を持っています。時計の優雅な時刻表示や文字盤の目盛り、精巧に作られたステンレススチールのケースの形状、特別な溝のあるリューズ、そして曲面のダイヤルガラスなど、これらすべてがブランドのレンズを思い起こさせます。
カメラと同様に、ブランドの腕時計も「ドイツ製」です。Leicaは地元のメーカーLehmann Präzision GmbHと協力して開発とデザインを行い、ムーブメントと腕時計のほとんどの部品はドイツのブラックフォレスト地域のメーカーで垂直生産されています。
伝統的な時計のリューズデザインは、リューズを引き出して時計を停止させ、時間を調整しますが、Leicaの腕時計のリューズはカメラのシャッターボタンのように、リューズを押す瞬間に時計を停止させ、秒針をゼロに戻します。時間を調整した後、再びリューズを押すと、時計は再び動き始めます。
L1とL2の腕時計は、直径41ミリのステンレススチールケースを使用しており、両方とも手巻きムーブメントと中央の時分針、小秒針、日付表示が備わっています。違いは、L2には追加でデュアルタイム機能があり、GMTのセカンドタイムゾーンの12時間ベゼルと日夜表示が追加されています。
