ランボルギーニ主催、ヨーロッパGTカーシーンで最高レベルの競技と言われるランボルギーニスーパートロフェオヨーロッパチャレンジは、今年で13回目を迎え、4月に開幕しました。7月には第3戦が行われ、イタリアでの第3戦開催時に、イタリアのTÜVから「大規模イベントの持続可能性マネジメントシステム（ISO 20121）」認証を受け、スーパートロフェオが持続可能なイベントとなりました。
ISO 20121の認証を取得することは、ランボルギーニがイベントの組織と準備において環境、社会、経済などの側面で持続可能な基準を厳格に遵守していることを意味します。2014年には、ランボルギーニは製品ライン全体の炭素繊維車両のメンテナンスサービスに関するTÜVの認証を取得していました。その後、ランボルギーニのレース部門であるSquadra Corseは2016年に「品質管理システム認証（ISO 9001）」を取得しました。
ブランド「Direzione Cor Tauri」（牡牛座の心への方向）の持続可能な発展計画に基づき、Lamborghiniのレース部門であるSquadra Corseは、ミサノサーキットで省エネプロジェクト、紙とプラスチックの使用量削減、地元のオーガニック製品を食事として提供するなど、包括的な計画を実施しました。さらに、慈善活動を重視した食品リサイクルプロジェクトも行い、このような公開かつ専門的なイベントを通じて、週末のレースイベントに参加するすべての人々が持続可能な発展に対する理解と認識を高めることを目指しています。
今回の受賞は、イタリアのTÜVがランボルギーニのレース部門副社長であるMaurizio ReggianiにISO 20121認証書を授与したものであり、この機関はイタリア国内で環境、品質、エネルギー、安全分野において設立された認証機関です。商業保護部門の責任者であるFrancesco Scarlataが今回の受賞者です。この認証を受けたことについて、Maurizio Reggianiは「これは重要な節目であり、完全に持続可能なレースに向けて大きな一歩を踏み出したことを示しています。私たちが活動、プロジェクト、措置において果たしてきた約束は包括的で一貫しています。持続可能な発展はブランドの遺伝子に根付いている重要な概念であり、Squadra Corseレース部門はこの分野で積極的な役割を果たすことを望んでいます。」
今回のイベントで持続可能な開発をサポートするために、Lamborghiniのレース部門であるSquadra Corseは、第13回Lamborghini Super Trofeoヨーロッパチャレンジで使用されたすべてのPirelliタイヤをレース後に材料とエネルギーのリサイクルに使用することを発表しました。これは、Lamborghiniが自動車およびレースの専門知識に集中するだけでなく、Pirelliと協力して循環経済に焦点を当てる取り組みの一環としています。これにより、Lamborghiniは自動車およびレースの分野での専門知識に加えて、持続可能な開発に積極的に取り組むブランドとしての地位を築いています。
資料及圖片來源：Courtesy of Lamborghini Hong Kong
