バーバリーは昨年9月、ダニエル・リーをクリエイティブディレクターに任命することを発表しました。彼が手掛ける初の2023年ファッションコレクションのショーがついに正式に開催されました。
ファッションショーはケンジントン公園で行われ、すべての席にはチェック柄のブランケットと湯たんぽが事前に用意されています。イギリス人であるダニエル・リーは、今回、イギリスの文化、習慣、そしてファッションを意図的に融合させ、カントリースタイル、パンク、バラの花、公園のアヒルなど、さまざまなイギリスの要素を取り入れました。
風衣は常にブランドのDNAであり、Daniel Leeは今回、より現代的なカットとディテールで演繹しました。人工皮草の襟が付いたワイドフィットの風衣、クリエイティブなカットのミディアムコート、柔らかいシルエットの角ボタンコート、そしてパイロットジャケットなどが含まれています。プリーツスコットランドスカートの重ね履きパンツ、アラン島編みと多色のダイヤ柄の厚手のセーターは、このコレクションの英国文化のテーマを表しています。
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今シーズンの注目は、大胆で目を引くカラーリングの使用にあります。既に登場している「ロイヤルブルー」に加えて、ダークグリーン、ディープレッド、マスタードイエロー、インディゴパープルなどがシリーズ全体に渡って使用され、クラシックなチェック柄や騎士の図柄が新たな解釈で再構築され、目を引きます。また、芸術的な感覚を持つバラやアヒルなどのパターンも、スーツやブランケットコート、ニットセーターなどの異なるスタイルに取り入れられています。
この他にも、シリーズには多くのユーモアが込められた小物が取り入れられており、スーツを着たモデルがふわふわの巨大な帽子を被ったり、バッグに毛のついたしっぽをつけたりしています。手作りのアヒルの形をした帽子や、各モデルが温水袋を抱えている様子は、話題を呼んでいます。
鞋のデザインにおいて、ブランドが重視する機能性のデザインを取り入れています。伝統的なスタイルのレザーやスエードの乗馬ブーツやゴム長靴などが含まれています。スポーツシューズは大胆なシルエットで表現されており、特徴的な四角いつま先のサンダルやミュール、ハイヒールシューズは人工皮毛や羊毛でリラックスしたスタイルに仕上げられています。
ダニエル・リーは新しいブランドに入るたびに新しい風をもたらしますが、あなたは最新のバーバリーのコレクションが好きですか?