時代の変化に伴い、環境保護は大きなトレンドとなり、追求すべき価値観でもあります。各ブランドもこの考えを深く理解し、あらゆる面で環境保護の理念を実践しています。プラダは、2020年春夏ウィメンズコレクションで皮革の完全禁止を発表した後、再生ナイロンを使用した新しいプロジェクト「Re-Nylon」を立ち上げ、持続可能なプラダのハンドバッグコレクションを展開しています。
プラダ Re-Nylon は、2021年末までにすべての未加工ナイロン生地を ECONYL® 再生ナイロンに変えることを目指す包括的な持続可能性プロジェクトであり、環境に配慮した企業文化を推進し、社会に還元する考えを日常業務に取り入れています。
今回、Pradaは繊維製造会社Aquafilと協力し、海洋ごみ、漁網、繊維廃棄物を収集し、リサイクルと浄化プロセスで得られたプラスチック廃棄物をECONYL®に製造し、この素材を6つのメンズとレディースのバッグに取り入れました。ウエストバッグ、ショルダーバッグ、トートバッグ、スーツケース、2つのバックパックが含まれ、新しく解釈されたPradaの三角ロゴが施され、環境に配慮した意味を持つ一連のユニークな製品が展示されています。
大衆にRe-Nylonプロジェクトの製造過程を紹介するために、PradaはNational Geographic誌と協力し、What We Carryと題した一連の短編映画を制作しました。これらの映画はプロジェクトの目標、意図、および状況を表現し、環境保護の問題により焦点を当てるようにしています。
資料及画像の出典：Prada提供
