IGを注視しているあなたは、SurrealHKの名前には絶対に馴染みがあるはずです。超現実的なスタイルの写真作品は空想的でありながら、ユーモアと皮肉にあふれています。昨年、この人気のある地元の写真家は初の展示会を開催し、作品は話題を呼びました。前回の展示会を見逃した方もがっかりする必要はありません。なぜなら、SurrealHKは今月、香港外国記者クラブのメインバーで最新の個人写真展「Climate Change & The Housing Problem」を開催しています！
「SurrealHK」ことトミー・ファンは、2016年にベネズエラから香港に移住し、2017年には香港をテーマにした写真作品をSNSで共有し始め、日常生活とトレンドを風刺しながら組み合わせています。現在、IGで13万人以上のフォロワーを持っています。
Climate Change & The Housing Problem展示の作品は、明るい色調のスタイルを貫き、Photoshopを使用して、写実的かつ抽象的な要素を兼ね備えた写真作品シリーズを制作しています。展示の名前が示すように、SurrealHKは、香港の気候変動と住宅問題に関心を持つ人々に訴えることを期待しています。そのため、IFC、ライオンロック、レインボーエステート、ワッツエステートなど、共感を呼び起こす場所を主題としており、世界的な気候変動と香港の深刻な住宅配分問題を浮き彫りにしています。
その中の1つの作品、「Victoria Harbour Brownfield」が今回の展示会で初めて公開されました。この作品は茶色の地で埋め立て効果を表現しており、密集した画面は非常に衝撃的であり、また、人々に考えさせるものでもあります：ビクトリアハーバーが茶色の地になったとき、果たしてどうなるのでしょうか？
郊野公園のスペースをビル建設に使ったら、自然環境はどうなるのでしょうか？SurrealHKは「Lion Rock Houses」で獅子山の頂上を高級住宅地に変え、「販売中」と書かれた看板を掲げることで、この問題にユーモラスに答えています。
同じく獅子山を主役とした作品である『Lion Rock Wilfire』では、山火事が猛威を振るう光景が描かれており、アマゾンやオーストラリアの大火が香港で起きたら、どれほど深刻な災害になるだろうか！
この展示では、SurrealHKの初期作品も紹介され、例えば「Public Estate Swimming Pool」では、香港の住宅地を「プール」に変える幾何学的な線で描かれており、雨が激しい場合に住宅地が水浸しになる状況を想像しています。
香港の暑い天気と毎日のマスク着用は、人々を溶けそうにさせます。作品「Melting IFC」は、ショッピングモールのビルを溶けかけた巨大なアイスキャンディーにユーモラスに変えています。
多くの素晴らしい作品が展示されているだけでなく、今回の展示では3つの異なるサイズの限定版アートプリントも販売されており、その中にはSurrealHKの直筆サインも含まれています。興味のある方はぜひご注目ください。
日時：即日から6月30日まで
時間：午前10時から正午12時；午後3時から5時30分
場所：中環下亜厘畢道2号香港外国記者会 Main Bar
圖片來源：13a New Street Art Gallery
