今年11月6日、ZENITHは第9回Only Watchチャリティーオークションに参加します。今年もモナコのアルベール2世皇太子とモナコ筋肉栄養不良協会の協賛で開催され、合計54のブランドが参加します。そして、9回連続で招待されたZENITHは、以前にも発表された通り、DEFT 21の特別な作品を持ち込み、その作品はブランドによって「芸術作品」に改造されました。
今回のオークションでは、ZENITHはブランドの親友でありパートナーであるFelipe Pantoneと共同でデザインした象徴的なDEFY 21腕時計を選択しました。ZENITHの時計作りの精神とFelipe Pantoneの芸術的視点を融合させ、これまでにない手法で時計をカスタマイズしました。Felipe Pantoneはムーブメントの装飾とくり抜き文字盤にアプローチし、ブリッジには干渉色の原理を活用し、屈折光沢を表すグラデーションの虹色を施し、革新的なシリコン微粒子の立体的なPVDコーティングを文字盤に初めて施し、”フルスペクトル効果”を生み出しました。さらに、全体のムーブメントは同じ虹色効果を持つ金属容器に固定されており、裏側からブリッジの虹色PVDコーティングを鑑賞することができます。また、ブラックの星形の自動巻きローターの下には、「Unique Piece」と刻まれたブリッジが1つあります。
細心時計の側面から見ると、中央の針にはねじれた雷のようなデザインが施されており、Pantoneの作品で繰り返し登場するデザイン要素にも共鳴しています。各針は、グラデーションの虹色のPVDコーティングが施されており、各時刻の目盛りも異なる色彩で表現されています。細かいレーザー彫刻と精密な塗装技術を使用して、黒と白の交互の細かいストライプを作り出し、文字盤に波紋の視覚効果を生み出しています。これにより、時計全体に立体感と透明感が増しています。
この「光影色譜家」と呼ばれる方の究極的なスペクトルへの追求に応えるために、ZENITHはこのDEFY 21時計に完全透明のサファイアクリスタルガラスケースを採用しました。内部構造の色彩がより多くの光の下でより独特な色彩を投影できるようにするためです。この時計に使用されている合成サファイアクリスタルガラスは、立体部品の鋳造から細かい加工、研磨などの工程まで、すべてZENITH工場が責任を持って行っています。
機芯に関して、ZENITHの代表作である今回のイベントの重要性を考慮し、時計メーカーは特別に「ダブルツアービヨン」構造を組み立てました。この腕時計には、2つの独立したツアービヨンが装備されており、そのうち5ヘルツのツアービヨンは60秒で回転し、ムーブメントの計時機能を調整するために使用されます。一方、50ヘルツのツアービヨンは5秒で回転し、1/100秒の計時機能を調整するために使用されます。このような重要な工程により、この特別版のDEFY 21は、ZENITHにとって最も先進的で精密な複雑なクロノグラフとなり、今年のOnly Watchオークションに登場する唯一の貴重品として選ばれました。
昨年12月、Felipe Pantone はZENITH本社のLe Locle工場に多様なアートを施しました。鮮やかな色彩とデジタルパターンを組み合わせ、建物全体の外壁を覆う巨大な作品をデザインしました。今回、Felipe Pantone はZENITHのために《Optichromie 135 Z》という作品を制作しました。サイズは170×120センチで、エナメルとUV塗料をアルミ板に使用して多様な創作を行い、アーティストの特徴的な芸術スタイルを表現しています。さらに、この作品はDEFY 21 Felipe Pantone Edition腕時計のパッケージに縮小コピーされ、このDEFY 21 ダブルツアービヨン特別版腕時計がまるで芸術作品のような特別な腕時計となるようにしました。
時計は、2021年11月6日にジュネーブでクリスティーズによってオークションにかけられ、その収益はすべてモナコ筋肉栄養不良協会に寄付されます。
資料及圖片來源：ZENITH
