剛剛紹介した第77回ヴェネツィア国際映画祭の感染予防対策、もちろん映画祭のレッドカーペットでのファッション感染予防スタイルもまとめます!「マスク」が意外にも最も露出度の高いアイテムとなり、誰もがマスクを手放さない中、女優たちはどのようにしてマスクのスタイリングで他と差をつけるか考えなければなりません!
今年、終身功労賞を受賞したティルダ・スウィントンは、派手なマスクを身につけてすべての視線を集め、最も注目される存在となりました。ティルダは昨日、シャネルの2020年春夏オートクチュールの衣装で映画祭のオープニングレッドカーペットに登場し、モノクロのエレガントでシンプルなスタイルに、彼女の象徴的なショートヘアが加わり、常に持ち前のクールな雰囲気を演出していました。もちろん、最も目を引くのは彼女の手に持つ金属製のマスクで、この立体的な彫刻の金属製マスクは、ヴェネツィアの舞踏会でよく見られるようなもので、防護効果はそれほどありませんが、スタイリッシュで、ティルダ・スウィントンに女帝のような圧倒的な存在感を与えています。
開幕式のもう一つの注目ポイントは、今年のヴェネツィア映画祭の審査員長であるケイト・ブランシェットです。ケイト・ブランシェットは、環境に配慮したスタイルでレッドカーペットを歩き、2015年に映画『キャロル』の宣伝の際に着用したドレスを再利用しました。マスクに関してもデザインにこだわらず、2日連続で公式イベントに出席する際には、普通の淡い青色の医療用マスクを着用し、一定の社会的距離を保った後、マスクを外して写真を撮ることもあります。先日、ヴェネツィアに到着した際には、黒と白のスーツに完璧にマッチする黒いスカーフで半顔を覆い、マスクの代わりとしました。
24歳のアメリカのモデル、テイラー・ヒルのマスクスタイルも多くのカメラを魅了しました。スタイル抜群のテイラーは、Etroのプリントロングスカートを身に着け、空洞のカッティングで完璧な曲線を見せています。彼女はレッドカーペットに上がる前に、人々が集まる場所で、ロングスカートと同じ花柄のシルク素材で作られたマスクを身につけ、トータルルックでマスクファッションを演出しています。
上記の3人以外にも、もちろん独創的なマスクのスタイルで注目を集める多くのゲストがいます。例えば、イタリアのインフルエンサーの1人がシルバーのラメマスクを身に着け、同じく派手な服装やヘッドピースと合わせて登場し、多くの注目を浴びました。しかし、その美しさはあなた自身で判断してください。
当然、派手なマスクのスタイリングで注目を浴びることを望まない人もたくさんいます。授賞式の司会者、イタリアの女優アンナ・フォリエッタと名だたるデザイナー、ジョルジオ・アルマーニの姪であるロベルタ・アルマーニは、同じ色調の布製マスクを選んで、防疫を最優先にしています。