経文に触れると、西遊記の唐僧玄奘が西天取経する物語を思い浮かべるかもしれません。実際、多くの経典や文化遺産は、すでに時間の流れの中で破損してしまいましたが、北京に位置する房山雲居寺(または西域寺、西域雲居禅林とも呼ばれる)は、塔や経蔵の中に石経が残っている唯一の場所であり、古代の石刻経典14278点を収蔵しており、現在国家の重要な文化財保護施設の一つでもあります。
雲居寺は、隋代の高僧靜琬によって建てられ、山の上に石を掘り、経典を刻む方法で仏典を保存しました。隋、唐、遼、金、元、明の六つの朝代を経て、1122部の仏典と3572巻の経典が刻まれ、世界最大かつ最古の石刻図書館となりました。歴史や芸術など、非常に重要な研究価値を持つ、非常に貴重な存在です!
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本次展覧の最初の会場は香港で、石経博物館から代表的な重要文化財が43点選ばれました。隋、唐、遼、金、元、明、清、そして近代の異なる時代の石製、紙製、木製などの貴重な品々が含まれています。そして、石経、木経、紙経(いわゆる雲居寺の「三絶」)が初めて香港で展示されます。そのうち17点の房山石経の拓本は、世界で初めて公開されます。
展示は、展示パネル、実物(石板、拓本、龍蔵木板経、紙経)、現地インタラクティブエリア(龍蔵木板経の現地拓印、石経山雷音洞VR体験)などの形式で中国文化を広め、千年を超える経文の歴史、貴重で特別な石紙木経文化、国宝級の北方の名刹を香港に持ち込み、一般の人々が中国の文化財や非物質文化遺産の継承を深く理解できるよう願っています。
【福慧国际慈善基金携手中西文化艺术发展协会和香港浸会大学联合主办】
「中华文化奇迹 —— 北京房山云居寺历史文化展」
日期:2024年4月2日-14日
时间:周一至周五(10:00-18:00)、周末及公众假期(10:00-20:00)
地点:香港浸会大学(九龙塘禧福道5号)- 李兆基传理视艺楼顾明均展览厅
(免费入场)