最近、許鞍華の新作品『第一爐香』が第77回ヴェネツィア国際映画祭の非競争部門にノミネートされ、原作である張愛玲の『沉香屑．第一爐香』も話題を呼んでいます。映画が正式に公開される前に、多くの人がこの古典小説を再び読みたいと考えていることでしょう。今年は張愛玲の100歳の誕生日と亡くなってから25年目に当たり、皇冠文化は宋以朗と宋元琳の許可を得て、台湾のクラウドファンディングプラットフォーム「嘖嘖」と協力して、張愛玲100歳の誕生日を記念したグッズ「『華麗‧蒼涼』張愛玲コレクション手帳」を発売しました。その美しいデザインは、張愛玲のファンを魅了すること間違いありません。
現代の女性小説家である張愛玲の文章は確かに魅力的であり、彼女は美しく感動的でありながらも現実的で残酷な愛の世界を緻密に描写しています。彼女の作品からは、多くの愛の名言を抜粋することができます。『華麗‧蒼涼』は、張愛玲の名作の抜粋や手稿、直筆の手描きイラストが印刷された手帳で、手帳を書く際に、再び張愛玲の多くの名作を読むことができます。
この手帳は、4つの大きなテーマに分かれており、「小團圓：小説の名言」、「天才夢：週間記録」、「世間相：方底格子」、「燼餘錄：空白ページ」です。張愛玲の作品に精通している方なら、これらのテーマが彼女の作品の名前で命名されていることをご存知でしょう。異なるテーマが手帳の異なるページを明確に区切り、書き込みがより便利になります。
「小団円：小説金句」には、8つの張愛玲の名作から抜粋された文章が選ばれており、『色、戒』、『紅玫瑰與白玫瑰』、『傾城之戀』などが含まれています。さらに、クラシックな印刷用紙が使用されており、特に質感があります。「天才夢：一週記事」のページには、張愛玲の散文から抜粋された短い文章が印刷されており、華麗でありながらも哀愁漂う文字のスタイルが貫かれており、心を打つものがあります。
「世間相：方底格紋」の部分では、張愛玲が手描きした様々な人々の様子が見られ、これらのページには日常を記録したり気持ちを書き留めたりするための余白が多く残されています。そして最後の「燼餘錄：空白ページ」では、伝統的な印刷用紙に加えて、日本の米色の巴川紙が選ばれており、紙の質感がより細やかで滑らかで、自由に書いたり絵を描いたり貼り付けたりして、独自のスタイルを作り上げることができます。
また、特筆すべきは、この手帳が「裸背穿線精裝」の特殊な装丁を採用しており、手帳を180度平らに広げて書くことができ、同時にページをめくりやすくなっています。また、胭脂紅線は古書の風情を漂わせています。表紙には、張愛玲の手書きと手描きの挿絵がデザイン要素として使用されており、細やかな一色の箔押しで装飾されています。この手帳はより古風で華やかであり、文学好きの方々にはきっと手放せない魅力があると信じています！
画像の出典：嘖嘖公式ウェブサイト、Facebook@皇冠文化集団
