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8月 27, 2020

文学青年の訪問必須!デザインセンス溢れる「雲洞図書館」が来年完成予定!

世界中には、特色豊かな図書館がたくさんあります。例えば、壮麗な宮殿のようなアメリカのジョージ・ピボディ図書館、”ケーキ箱”のような日本の金沢市未来の海図書館、古典的な紳士クラブを思わせるアイルランドのダブリン・トリニティ・カレッジ図書館などがあります。そして、中国南部の海口に位置する「ワームホール図書館」は、文学好きにとって次の巡礼地となること間違いなし!孔の穴だらけのユニークなデザインで、これまでの図書館の堅苦しい印象を打破し、新鮮な感覚を与えてくれます!

造形が独特な雲洞図書館は、海口湾に位置する世紀公園にあり、そのデザインはMAD建築事務所が手掛けています。最も目を引くのは、大小さまざまな穴があることでしょう。これらの穴はそれぞれ異なる役割を果たしており、一部はガラスがはめ込まれており、自然光が建物内に差し込み、明るい読書の雰囲気を演出しています。一部の穴は通路や入口として使用され、人々を建物内の異なる空間に案内します。また、一部の穴は室内の日差しを遮ったり、通風に使用されたりしており、デザインと機能が兼ね備えられています。

図書館がシンプルで整然とした雰囲気になるよう、建物全体が白いコンクリートで作られ、CNCや3Dプリントモデルを使用して鋳造され、電線がコンクリートの中に収められています。シームレスにつながる天井、壁、床が、一体となった曲線構造をもたらし、連続した輪郭と滑らかなラインを生み出しています。

洞窟に入ると、1万冊以上の本を収蔵できる約690平方メートルのスペースがあり、図書館内にはカフェも併設されており、読書の後に静かな午後を楽しむことができます。図書館の屋上テラスからは南シナ海の景色を眺めることができ、温かい陽光と涼しい海風を感じることができます。

その他にも、このユニークな図書館には、シャワールーム、飲料水エリア、自転車駐車エリアなどが備わった駅舎スペースがあり、海岸の海口に快適な休憩スポットを提供しています。

このデザイン感溢れる図書館は来年完成予定で、多くの文化人たちが楽しみにしていることでしょう!

圖片來源:MAD architects, archello, dezeen

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