60羽の「カモメ」が日本から香港に飛んできて、ハーバーシティに一時的に滞在しています!有名な日本のアーティスト、木村崇人が制作した「カモメの港」パブリックアートインスタレーションが、海運ビルの屋外広場に上陸しました。今回は木村崇人が香港で作品を展示するのは初めてであり、また日本国外で彼の象徴的な「風向儀シリーズ」(Kazamidori)を展示するのも初めてです。このシリーズは2010年から「瀬戸内国際芸術祭」の常設展示物となり、地元の住民や観光客に大変人気があります。60羽の1対1の大きさのカモメがビクトリアハーバーの海辺に整然と並び、可愛らしい姿と一緒にヴィクトリアハーバーの美しい景色が広がっています。多くの人々を引き付けることができると思われます。
「海鷗の港」は木村崇人のクラシックな「風向儀シリーズ」(Kazamidori)の新作であり、単なるパブリックアートのインスタレーションだけでなく、自然との相互作用を促す装置でもあります。彼は「風向儀シリーズ」のデザインのインスピレーションが偶然出会ったカモメの群れから来たことを共有しています。その時、彼らは岸辺に整然と並んでいましたが、海風が変わると一斉に立ち向かう方向を変え、驚くべき自然の光景を見せてくれました。彼はカモメが風に対して抵抗を減らすために向かい風に立つことを理解し、古代人が鳥の形を風向儀のモデルにした理由も理解しました。今回の作品には60羽のカモメが黒尾鷗のデザインが刻まれており、現実の世界のカモメの群れのように海風に左右に揺れ動きます。
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木村崇人は、混合メディアとパフォーマンスアートを得意としており、”地球と遊ぶ”をテーマにしたシリーズのアート作品を制作しています。彼は視覚的な手法を使って、風や太陽光などの無形の自然の要素を表現し、観客に”見えないものを見る”体験をさせ、自然との相互作用を促します。カモメの形をした風向計を通じて、彼は風の形を可視化し、芸術を通じて自然の力を感じることができるようにしています。
「風向儀シリーズ」のカモメ作品は、多くのアート展に展示されてきました。例えば、「越後妻有里山現代美術館」の「水の博覧会」や、愛知県の国際芸術祭「愛知三年展」などです。中でも最も知られているのは「カモメ駐車場」で、2010年から「瀬戸内国際芸術祭」の常設展示物として取り入れられています。カモメたちは女木島の防波堤に整然と並び、独特なアートインスタレーションを形成しています。多くの観光客やアート愛好家が島を訪れ、その美しさを一目見ようとしています。今回、この有名な展示物をビクトリアハーバーで鑑賞することができるので、皆さんは通り過ぎる際にぜひこれらの「カモメ」たちとの記念写真を撮ってください!
「海鷗の港」パブリックアートインスタレーション@海港城
日程:2023年5月15日から
場所:海港城海運ビル屋外広場
画像の出典と詳細はこちら:ハーバーシティ