シャネルは、シャネル文化基金を設立することを発表し、シャネルの女性の芸術精神を継承し、世界中のさまざまな芸術家をサポートして創造力を実現します。シャネル文化基金には、異なる国の文化芸術館と協力するだけでなく、さまざまな分野で優れた成績を収めたアーティストを支援するChanel Next Prizeも設立されます。
シャネルのグローバルアーツ＆カルチャー担当ヤナ・ピールは、「芸術界の持続的な発展を支援することはシャネル女性の理念であり、ブランドの目標でもあり、基金の設立を通じて芸術家により多くのリソースを提供し、創造性を発展させることを望んでいます。ブランドは、キュレーターの任命を通じて、さまざまな文化の美術館と協力し、基金の最初のプロジェクトは英国国立肖像画ギャラリーとの共同企画「Reframing Narratives: Women in Portraiture」になります。フラビア・フリジェリがキュレーターを務め、フラビアはチームと協力して、ギャラリー内の女性アーティストの作品の割合を増やす研究を行い、また、ギャラリーの閉館期間中のキュレーションの転換を支援します。英国国立肖像画ギャラリーに加えて、シャネル・カルチャー・ファンドの将来のパートナーには、パリのポンピドゥーセンター、モスクワのGES-2アートセンター、ロサンゼルスのアンダーグラウンドミュージアムなどが含まれ、アジアのさまざまな地域にも協力範囲を拡大していく予定です。
Chanel Culture Fund のもう一つの重要なプロジェクトは、Chanel Next Prize の設立です。この基金は、視覚芸術、パフォーマンスアート、音楽、ダンスなどさまざまな分野から、優れた実績を持つアーティストを10人選出し、それぞれに10万ユーロの助成金を提供します。助成対象者は性別、年齢、国籍に制限されず、ノミネートと選出は国際的な専門家によって行われ、世界中の異なるアーティストがサポートを受ける機会を得ることができ、国際アート界がさらに多様化することを目指しています。
