シャネルのファッションショーが開催される場所と言えば、皆さんは必ずパリのグラン・パレ Le Grand Palaisを思い浮かべるでしょう。長年にわたり、ブランドはグラン・パレ内で数々の感動的なショーを開催してきましたが、残念ながら最近、グラン・パレは修理のため閉館しており、ついに2022年春夏コレクションのショーも新会場であるグラン・パレ・エフェメールに移転することになりました。ブランドは最近、2021/22 Métiers d’artコレクションを12月に開催することを発表し、その場所は予想外で象徴的な新しい会場で行われる予定です。
ChanelのMétiers d’artコレクションの発表会は、通常コレクションのテーマに応じて会場が決定されます。昨年のショーは、「水上の城」として知られるシャトー・ド・シュノンソーで行われ、過去にはパリのリッツ・パリ、ニューヨークのメトロポリタン美術館などで開催されてきました。2021/22 Métiers d’artコレクションでは、新しく完成したChanelの複数の工房を結集したle19Mビル内で開催されます。
le19M は、19 と M から成り立っており、19 は建物があるパリの第19区を表し、さらにはココ・シャネルの誕生日でもある。一方、M は Métiers（職人）、Mode（ファッション）、Maisons（ファッションハウス）などを意味し、シャネルの特徴とブランドの工芸を融合している。シャネル傘下の11つの工房は、今後この新しい le19M ビルに集約され、その中には刺繍工房、帽子工房、靴工房、羽飾り工房などが含まれており、約600人の職人がここで唯一無二のシャネル製品を精製する予定です。
今回はle19Mで2021/22 Métiers d’artコレクションの発表会を開催します。この新しく完成した本社ビルを外部に披露するだけでなく、Virginie Viardはシリーズデザインを通じてブランドの工房の得意技を一挙に披露することでしょう。皆さん、この「家」でのショーを楽しみにしてください！
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