この壮麗な外観のアーチ型のドーム建築を見ると、西洋の教会のデザインに少し似ているように感じるかもしれません。実際、これはベトナムのフーコック島にある「グランドワールドフーコック」リゾートです。訪れる観光客が現地の文化を感じるために、このリゾートは最近、壮大なウェルカムセンターを建設しました。そして驚くべきことに、使用されている材料はすべて地元で豊富に生産されている竹です！
この壮大な外観のウェルカムセンターは、地元の建築チームVTN Architects（Võ Trọng Nghĩa Architects）によって設計され、全体のスペースは1,460平方メートルを占め、密集したグリッド状の外観をしており、42000本の竹で構築されています。彼らは竹の枝をロープや竹製のピンでつなぎ合わせ、最も自然な素材だけを使用してこの精巧に設計された構造の外観を作り上げました。技術的に非常に挑戦的なプロジェクトです。
天井がセメントなどの産業材料で密閉されていないため、竹で編まれた外殻には曲線のエッジがあり、アーチ型の隙間があります。この表現力豊かな竹のフレームは密集していますが、自然光を通すことができるため、空間はより明るく清らかに見えます。さらに、微風が空間に入り込むことで、自然の雰囲気により一層近づくことができます。
富国島リゾートを訪れる観光客は、まずVTN建築家の竹の歓迎センターのアーチ型の門をくぐり、広場を歩いていきます。観光客は「蓮花と銅鼓」の形をした2つのロビーを通過します – これはその地域の伝統的な象徴であり、デザインチームは観光客が単なる休暇だけでなく、ベトナムの伝統文化を感じることができるようにしたいと考えています。
画像の出典および詳細はこちら：VTN Architects
